お母さん方に多いタイプですが、スランプに陥って勉強が手につかない子を励ますつもりで言った苦言が、子供の予想外の反発を招き、困り果てた末に相談に訪れる人がいます。受験生に限らず、今どきの子には、親の「頑張るのよ」の励ましさえも「うざったい」。周囲を見回せば、親の小言に聞く耳を持たない高校生の多さに驚くばかり。親よりも、クラブの尊敬できる先輩を筆頭に、友人などの苦言や助言には素直に従う傾向があります。多少、独断になりますが、子供が相談を持ち掛けたり、忠告を受け入れたりする順位は、先輩・友人−学校や塾・予備校の先生。次いで兄弟姉妹。残念ながら親は最後といえます。ですから、親の言うことに耳を貸さなくなった場合は、何を言っても馬耳東風なのです。そうなったら、子供が信頼を寄せる先生など第三者にアドバイスを依頼した方が賢明で、効果的な解決策になります。
三〇〇字という設定をしたのは、そうすることで、「何を書き」「何を書かないか」、否応なく判断せざるをえなくするためでした。そうすることで形から、学校の「真髄」に迫ろうとしたわけです。こうした学校紹介を書くようになって、ある時点から、参考にしている「学校案内」などを物理的に見ているのではないということに気づきました。自分の価値観が見ているのです。「何について書くか」「どのフレーズを採用するか」そうした作業は無意識に自分の価値観が行っていたのです。書いてみると、不思議と三〇〇字は過不足ない字数です。言いたいことは何とか言えます。字数が少ないから、表現に工夫しようという意欲がわきます。それでも、「何について書くか」すぐ決まる学校、いい表現がドンドン浮かぶ学校と、とても苦労した学校とがあります。その違いは、他の学校との違いを持っているかどうかが大きいように感じました。
「コース制」を選ぶか、「自然学級」(ふつうの学級編成)をしている学校を選ぶかは、家庭の教育観の根本に関わることなので、早めに両方のタイプの学校を訪ねるなどして、「選択肢のひとつとして考えるのか」両親の考えをまとめておくことをお勧めします。受験生の側からすると、こうした「コース」は名称からもわかるように、難関大学合格を第一義に考えているので、入学後に大学受験を強く意識したカリキュラムで授業が進められます。将来は、難関大学に進ませたいから、中学のうちからわが子に効率よく勉強させたいと、「コース制」を選ぶ家庭が増えているのです、また、難関校に比べ少数精鋭の丁寧な指導が受けられると考えたり、高得点で合格すると特待生となって授業料免除などの特典が受けられる場合などもあり、その点に魅力を感じて受験する場合もあります。